お役立ち本 -愛犬とずっと一緒にいるために-

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犬に関する本は、数えきれないくらい読んできました
ろくすけが健康そのものの頃は、犬に関する小説やエッセイを
気ままに読みまくり、ろくすけが10歳を超え、正真正銘の高齢犬になったら
「老犬の飼い方」や「シニア犬がかかりやすい病気」などの実用本にシフトしました
ネットと違って、書籍は著者の顔やバックグラウンドを知ることができ、
その内容に責任を持たれていることから信頼性も高いと信じ、
これぞと思う本は購入しています

いや~昭和の人間なので、やはり紙の本はいいです(笑)
お気に入りエッセイなどもそのうち追加したいと思いますが、
まずは実用本のおすすめからご覧ください


●『愛犬のための症状・目的別食事百科』

●『Dr.須崎の犬ごはんの悩み相談室』

ろくすけのご飯をドッグフードから手作り食に変更するときに
大変参考になった獣医の須崎恭彦先生による著書です
先生の本を読むことで、ハードルが高かった「手作り食」
気軽に始めることができました

先生の著書は数多くあり、ほとんどに目を通しました
掲載レシピの違いこそあれ、一貫して手作り食のメリット(デメリットも)を
説いておられるので、どの本を選んでも大丈夫だと思います
私の場合、ろくすけの症状が表れてからでしたので、
『愛犬のための症状・目的別食事百科』が一番分かりやすかったです
『Dr.須崎の犬ごはんの悩み相談室』の方はQ&A式なので
気になる部分だけピックアップできて気楽に利用できます
手作り食にしてからのろくすけの変化はてんかん&腎不全日記にも
書かせていただいてますが、明らかに良い結果が出ています
これも先生が言われるところの「水分」の恩恵だと実感!
何事に対してもメリットばかりはあり得ないと考える私なので
須崎先生信者ではありませんが、著書の内容にはうなずくことが多いです

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●『腎臓病の人のためのひと目でよくわかる食品成分表』

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「人」とあることから分かるように、これ人間の腎臓病の本です
しかしとても役に立っています
人も犬も腎臓病の仕組みは同じ、なら食事療法も共通するのでは、
と思い買った本です
外食やコンビニ、犬に不適切な食べ物(ネギやニラ、チョコレートなど)さえ除外すれば、犬に適用できる
ことばかりなのです
カラー写真の食材紹介はわかりやすく、100グラムなら、お肉ならこれくらい、
野菜ならこれくらい、と一目で把握できます
また、同じたんぱく質量でも、この食材なら少な目だけど
別の食材ならもっといっぱい食べられるよ、という目安も掲載されていて
量が重要なろくすけにとって有り難い情報でした
これを見て、鶏肉から、より多く与えられる豚肉、牛肉へ変更したのです
おそらくこの手の本もいっぱいあると思いますので、図書館などで
閲覧してから購入されることをお勧めします

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●『イラストでみる犬の病気』

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何やら堅苦しい印象ですが、それもそのはず、獣医の卵さんなら
必ず持っているとされる専門書です
「獣医を目指して買いましたの」って言いたいところですが、もちろんそんな志も
脳力も持たない私ですが、ペットの民間資格である 愛玩動物飼養管理士 なるものを
勉強したときに参考書の一つとして買いました(何年前かも覚えてないくらい昔のこと)
この資格勉強にここまで専門的な参考書が必要なわけではありません
ただ単なる興味と将来役に立つかも、と思って手に入れたものですが
素人の私でもわかった気にさせてくれる大きな図解と簡潔な説明文による構成で
理解できた気がしました(笑)

で、ろくすけが腎不全の診断を受けたとき、「そうだ、今読まないでどうする」と
久しぶりに開けてみたのです
こんな感じ↓

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リアルでしょ~
医学の進歩で治療方法など変わっていることもあるかもしれませんが
病気のなりたちや過程など普遍的な部分はこれを読めば把握できますし
ネットなどの情報過多で闇雲に心配しすぎることも防げると思います
まずは病気を知る という意味で持っていて損のない一冊でないでしょうか

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●『臨床獣医師が書いた老犬との暮らし方』

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これもお気に入りの一冊です
著書は獣医師の石井万寿美先生
その昔朝日新聞にコラムを書かれていて、動物に対する目線の温かさや
姿勢がとても好きで、即購入しました

この本でも老犬に対する優しい眼差しは健在で、介護の不安を軽減してくれます
内容は、「愛犬が長生きするようになった背景」に始まり、
「老いとは何か」「痴ほうとは何か」という基本知識、続いて
「あなたの犬はどんな病気にかかりやすいか」「老犬の生活注意点」、
最後に「看取るということ」について、臨床経験豊富なますみ先生の
メッセージが散りばめられています
構成がシンプルで、何かあったらすぐ開いてみたくなる私の教科書です

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●『どうぶつたちへのレクイエム』

この本は買うかどうか、最後まで迷いました
ご存知の方も多いと思いますが、フォトジャーナリストの児玉小枝さんの
渾身の一冊と言ってもいいのではないでしょうか
保健所など収容施設にいる人間に見放された犬猫の現実の姿が
そこにあります

1ページめくるのにこれほど勇気のいる本はかつてありませんでした
救ってくれると思って必死のアピールをする子
遊んでくれると思って笑顔満点で寄ってくる子
己の境遇を察知して生きるのを諦めてしまった子
恐怖で泣き叫んでいる子 など
みんな数日でガス室に送られる子たちです
こう書いているだけでも涙があふれてきます
避けてはいけないと買ったものの、今も開ける勇気はなかなかありません
多数の写真にふりがなつきの簡潔な文章
小学生にも読んでほしいという著書の願いでしょうか

今や各地で殺処分ゼロの活動が行われています
この本の現実が、過去のものになるよう願わずにおれません
一人でも多くの方に手に取ってもらいたい本です

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●『明るい老犬介護』

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これも『どうぶつたちへのレクイエム』と同じ著書である児玉小枝さんの本です
ただこちらは「老犬介護は無理せず楽しんでやりましょう」と
介護に前向きになれるとてもとてもハッピーな内容です
まさに今の私とろくすけの関係にピッタリで、私が寝不足でイライラしたり
思い通りにいかなくて泣きたくなったりするときに、このページを開くと
すーっと焦りが消えていくのです
そこには15人の飼い主とそのワンちゃん達の温かく穏やかな介護の物語が
数多くの素敵な写真と共に紹介されています
眺めているだけで満足なんです
人と犬 お互いが大切なかけがえのない存在で信頼し合っていると
こんな表情するんだなぁ、とほっこり(*^^*)
そう、介護は事実大変なんだけど、こんな風に生活の一部として
自然にとらえたら、そんなに必死にならなくても済むんですよね
そう気づくと、ただシンプルにろくすけが大好きな私に戻れるのです

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今、シニア犬と暮らしている飼い主さんに読んでもらいたい本です
(私はいつでも眺められるように傍に置いてますっ)

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●『命を救われた捨て犬 夢之丞(ゆめのすけ)』

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この帯を読んでいただければお分かりですね
はい、臆病な捨て犬だった夢之丞くんが、新米ハンドラーと一人前の
災害救助犬になるまでの成長物語です(もちろん事実のお話しです)
大きな文字とルビつきで、小学生にも難なく読んでもらえる本です
いわばワンちゃん版サクセスストーリーで、そのうち映画化されるかも?
この活動を行っているNPO法人ピースウィンズ・ジャパンは世界各地で
災害救助を実施されています

そして、この団体が運営しているプロジェクトに「ピースワンコ・ジャパン」
というのがあります
ここでは災害救助犬の啓もう活動のほか、殺処分ゼロの運動を行っていて
動物愛護センターから引き取ったワンちゃんを専門のトレーナーが
家庭犬としてのしつけをしてから新しい飼い主に繋いでいく、というものです
また、ふるさと納税の寄付先(広島県神石郡)にもなっていて、
昨年度はあっという間に目標額を超えた寄付が集まったそうですよ
素晴らしい!
私も、恥ずかしいほどの微々たる額ですが寄付させていただきました
興味のある方は是非読んでみてくださいね

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興味ないか・・

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