2017年9月18日 腎不全 一気に悪化

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病院の定期検査は2ヶ月毎に行っていたが、行こうと思ったら痙攣発作が起きたり
下痢が止まらなかったり、その都度見合わせていたので大分期間があいてしまっていた
ろくすけにとって病院は大きなストレスなので、チック症状が落ち着いたら行くつもりだった

そんなことで3ヶ月弱ぶりの通院
今回はいつもの血液検査、爪切り、肛門絞りと合わせて食欲がなくなっていることも相談しなければ・・

診察室で先生はろくすけの体を触診し、聴診器を当てながら
「心臓の動きは大丈夫ですが脱水気味ですね。腎臓に関係していると思います」と
静かに語りながら点滴の準備をし始めた
点滴はほんの5分ほどで終了
ほとんど気づいてないようなろくすけだったが最後に少しもがき始めた
先生いわく
「最後にビタミンが体に浸透して気持ち悪いかったのでしょう」

続いて血液検査で再び注射器の針が入ったが、いつもあれだけ大騒ぎするろくすけは
暴れる元気もないのか大人しい
暴れたっていいのに、、なんて思いながら手際よく爪を切って肛門絞ってくれる
先生の手を見ていた
ちゃんと食べられていないので肛門絞ってもいつものウンチはお出ましにならなかった
またもや寂しい・・・

待合で待つこと15分
出た結果は、やはり恐れていたものだった

BUN(尿素窒素)29.1 → 98.5 (標準値:9.2~29.2)
CRE(クレアチニン)1.7 → 3.6 (標準値:0.4~1.4)
IP(リン) 4.4 → 7.0(標準値:1.9~5.0)

想像してた以上の悪化具合だ
腎性貧血の値も出ており、食欲がないのも当然だと言う

後悔が頭をよぎる
もう少し早めに病院に連れてくれば良かった
ここまで悪くなる前に点滴ができていれば・・・

いやいや、今そんなこと考えてもしょうがない
それに、チックが治まらないろくすけを連れてくることは
ろくすけにとって必ずしも良いこととは限らないし
考えるべくは、これからのことなんだから

先生からは、とりあえず次週に再び点滴に来ること、
胃薬と高リン血症治療剤を飲ませて食欲が回復するか見ること、
低たんぱくや低リンも大事だが今は口から食べることを優先すること、
と指示を受け診察は終了した

腎不全と言われた時から、ネットで検索しまくり、
必ず悪化していくこと、そのときに現れるであろう症状を予習し、
覚悟はしていた、つもりだったのに、、
家に帰り、ろくすけをベッドに着地させた瞬間にろくすけは寝落ちし、
それを見届けた私もその後の記憶がない
1時間ほど爆睡した後、目が覚めて泣いている自分に気がついた

こんなに突然、急にスピード上げて階段を下りるなんて、
なんで、なんで?
そんな思いが頭から離れず混乱していた私
体重が2キロ近く落ちていたこともショックだった

大丈夫、いずれ頭が整理されて落ち着くから、大丈夫
そんなこと言い聞かせながら、さて自分が次すべきことは何か
考えなきゃ

今回の値は腎不全のステージ4(5が末期)
まだ1ステージ残っているんだぞ
目の前のろくすけはまだ頑張って生きていてくれているのだから
母ちゃんは君が美味しいと感じられるゴハンを探し出すからね

もう少し一緒にいたいから
そう ろくすけ 大丈夫 大丈夫だよ

カルタン錠500 高リン血症治療剤 朝晩1錠ずつ
ずっと飲んでるカリナール2と併用することになりました

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