私人生の中で 今が一番家にいる時間が長い
大学卒業後はありがたいことに途切れなくお仕事ができ
合間をぬって留学 いや遊学まで経験できた
部屋を借りてたロンドンのハムステッドエリア もいちど行きたいなぁ
私の年齢が寿命であった戦国時代 信長は
「人間五十年、下天のうちを比ぶれば、夢幻の如くなり
ひとたび生を得て滅せぬもののあるべきか」
と謡って最後の舞をしたとか(大河ドラマでお馴染みだけどホントだろうか)
50年などあっという間 命あるものはすべて滅びる という意味らしく
確かに 今までの自分を振り返ると あっ ちゅう間であった
いかん これではいかん ただ流されて死んでしまう
よし 人生後半のライフスタイルに切り替えるぞ と思い切って退職し
ソーシャルワークの勉強も始めた
なんとか卒業できたものの・・・
しかし 現実はろくすけの介護で昼夜逆転の生活になったり
家にいるくせに料理のレパートリーも増えず
掃除や整理整頓も中途半端
しかも家事をやり出したら止め時がわからず 終わったらヘトヘトに
もちろん国家試験の勉強だって進んじゃない
なんて要領悪いんだ わたし
なんて生産性がないんだ わたし
偉そうに仕事で効率やプライオリティを熱弁したのは誰だ?
おまけに質が悪いことに いつも眠たくて
英語講師の仕事中に意識が遠のくこともある・・・終わってんな
自己嫌悪に陥り 現実逃避モードのスイッチに手が伸びる
自分の今の正直な気持ちはどうなんだい? と自問してみると
やはり 今 ろくすけに集中したい のである
主婦失格・・・
こんなにバランス取るのが下手だったとは 今になって気づいたよ
そのうち母の本格介護もやってくるし このままではアカンよね
こんなダメ母ちゃんでも頼ってくれる可愛いろくすけを寝かしつけながら
反省点を洗い出し 頭の中で改善プランニングを試みる
あかん・・・この顔見てたら睡魔が襲う
も いっか もう少しろくすけに時と力を注いでいても いいよね
そんな都合よくて甘い結論に自分を誘導しながら自己嫌悪スイッチから手を離す
あぁ だんだんと視界がぼやけていく・・・撃沈Zzz… こら あかんわ(-_-)