読んでます いま これ
詩心なんて、まるで ない
国語の詩の授業は 心地よいぐーぐー時間だったし
ポエム と耳にした瞬間
瀬戸内銘菓「母恵夢」 で脳内がいっぱいになる
そんな私が 詩人 伊藤比呂美さんの本を手に取ったのは
やはり このタイトル 「犬心」
詩人が書かれた文章なんて 高尚すぎて理解できるだろうかと思ったけど
なんのなんの 下ネタ(犬のです)満載のざっくばらんエッセイ
ご自身はアメリカ在住
大型犬で野性味残るシェパードのタケちゃん14歳を介護しながら
同時に 日本で独居のお父様を介護するため日米を往復する
まさにパワフルウーマン!
”書斎の窓から静かに庭の木々を眺めながら・・・”
という 私の勝手な詩人像をいとも簡単に壊してくれました(≧▽≦)
やがてタケちゃんも お父様も天寿を全う
犬への愛 肉親への愛に溢れつつも その死を冷静に受け入れる様は
私が見習わなくてはならない「感情の片付け方」
実は昨日 ろくすけの車イスを
とうとう
やっと
片付けたのであった
もちろん 久々に号泣しつつ💦
いっぱい助けてもらったよ ありがとう 車イス
ろくすけが旅立って もうすぐ半年
そろそろ ね・・・と リビングの端っこに置いてある車イスが
目の端に映るたびに問いかけていたのに 向き合う勇気がなかった母ちゃん
あの車イスには
晩年のろくすけの頑張りと
私たち家族のたくさんの希望が乗っていた
ごめんね さぞかし重かったでしょう?(^^;)
どなたか車イスを必要としているワンちゃんに譲ろうかとも考えたけど
中型雑種の中でも規格外体型の犬だったので
お直しが必要で すぐ使ってもらえないだろうし
なにより あまりに濃密な思い出が乗りすぎていて手放すことが出来なかった
だから ろくすけの残り香を嗅ぎまくった(笑)車イスを
キレイキレイにして物置に入れたのだった
でも
処分しないでいるのは
いつの日か 「使ってください」と
泣かずに申し出られる自分に期待しているから
それでいいんだよね? ろくすけ?
母ちゃん 頑張って片付けたよっ!
そうだったね
もっと早くに片付けても良かったね
1年前の今日のろくすけ
寝たきりだけど 体調は安定していて 穏やかで幸せだった日々
さぁてと 「犬心」 今晩読み終えちゃおっと♪
励ましのメッセージくださったNFさま 本当にありがとうございました☆