殺処分ゼロの実現

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ちょっとお堅い話になってしまうけど

國谷キャスター時代からよく見ていたNHKの クローズアップ現代+

という番組で 昨夜は「追跡!ペットビジネスの闇」がテーマだった

保健所で殺処分される直前のワンちゃんたち

ガス室で命を落としたワンちゃんたち

ぼかすことなく映像で流れた

私はだいぶん以前 保健所(今は動物愛護センターって言うんですよね)の

ガス室を見学したことがある

盲目的に動物愛護を叫ぶのには抵抗があったのだけど

そのガス室を見たとたん 犬や猫たちの泣き叫ぶ声が聞こえて

にんげん 何様! って涙と怒りで震えたのを覚えている

同じ感情は 写真家でもある 児玉小枝さん著の

「どうぶつたちへのレクイエム」 を読んだときにも湧き出た

この写真本には 殺処分されていく動物たちの姿

彼らには今から起きることが予想できるのか

可愛い顔した子たちの 何かを訴える瞳

同じ人間として申し訳なくて 目を合わせられなかった

ただ 同じ人間でも 救おうとしている素敵な人たちは多い

事実 殺処分ゼロを達成 もしくは試みている自治体は増えてきている

熊本市 神奈川県 札幌市

素晴らしい! お金持ちだったら (だったら が悲しいけど)

がっつり寄付するところだ

殺処分数でいえば 猫ちゃんたちの方が多いので まだまだ道半ばとはいえ

この方向で 日本全国が目指してほしい

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

愛犬ろくすけも一歩間違えば 殺処分されていたかもしれない

そして こうしている今も 家族を待つ数多くのワンちゃんネコちゃんがいる

ガス室の順番待ちをしている子たちがいる

ペットショップを否定するつもりはないけれど

ワンちゃんネコちゃんを迎える選択肢として 保健所や保護施設などが

自然にあがることを心から願っている

ろくすけと暮らして思ったこと

保護されたとき 7歳というすでに成犬(というかシニア枠・・)だったけど

性格 健康状態 くせ なんかがすでにわかった状態で受け入れるので

本当に すんなり共に生活を始められた

番組でも言っていたけど たとえシニアでも ちゃんと心の通う家族になれるんだよね

そして 私たちを親だと認めてくれて

今まで我慢していた 甘えたい とか 遊びたい って感情が

日に日に表れるようになって どんどん笑顔が増えてくる

そのプロセス 保護犬と暮らす醍醐味でありご褒美だと しみじみ感じている

犬猫はペットショップからしか手に入らない と思っておられる方は多いと思う

番組に出演されていた 映画監督の森達也さん も仰ってたとおり

殺処分という現実をマスコミは隠すことなく報道し

ペットショップ以外の場所にも 貴方を待つワンちゃんネコちゃんがいるんだよ と

報道してほしい

そして 将来 ペットショップは売れ残った子たちを引き取り屋に渡すことや

流行のため純血種同士をかけ合わせて わざわざ雑種ならぬMIXを作ること などせず

保護団体との連携 社会的意義として保護犬の仲介 を

してくれるようになったらいいな と思う のだけど

ビジネスにならないからね 厳しいね・・・

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

って のんきすぎっ!

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